2007年05月17日

タイヤ重量

いままでいろいろなタイヤを試して感想などを記してきたが、客観的な数値やデータを上げることがなかったのは、結局のところ数値より走ってみての感触の方が重要だと思っていたからだ。
しかし、ある程度の実地体験を経てみると、ある数値と感触との間に相関関係があることに気づいた。
コンパウンドの生成などは一ユーザーとしては与り知らぬところなので語るわけにはいかないが、実測した重量と感触との間にはなんらかの関係があるように思う。

以下におおよその測定ではあるが実測データを示す。

19インチ・フロント用
AVON AM26 90/90-19 52V チューブレス 4500g
AVON AM26 3.25-19 54V チューブレス 4700g
AVON AM20 90/90-19 52H チューブレス 4330g
BS BT45 3.25-19 54H チューブレス 4450g
DUNLOP TT100GP 100/90-19 57H チューブレス 4500g
DUNLOP D404F 100/90-19 57S チューブタイプ 4200g
チューブ BS 3.25〜100/90-19用 660g
チューブ DUNLOP 3.00〜90/90-19用 470g
チューブ DUNLOP 3.25〜100/90-19用 540g
チューブ IRC 3.25〜100/90-19用 640g

18インチ・フロント用
BS BT45 90/90-18 51H チューブレス 3700g
BS BT45 3.50-18 56H チューブタイプ 4200g
DUNLOP TT100GP 3.50-18 56H チューブレス 4620g
METZELER ME77 90/100-18 54S チューブタイプ 4470g(8分山)
チューブ DUNLOP 3.25〜100/90-18用 510g
チューブ DUNLOP 2.75〜3.60, 90/90-18用 390g
チューブ ミツボシ 2.75〜3.60, 90/90-18用 510g

18インチ・リア用
AVON AM26 110/90-18 61V チューブレス 5300g
AVON AM26 4.00-18 64V チューブレス 5800g
AVON AM21 110/90-18 61H チューブレス 5400g(6分山)
BS ACCOLADE AC02 4.00-18 64H チューブタイプ 5700g
BS BT45 110/80-18 56H チューブレス 4300g(4000km後)
BS BT45 110/90-18 61H チューブレス 5500g
BS BT45 4.00-18 64H チューブタイプ 6050g
BS BT45 4.00-18 64H チューブレス 6600g
DUNLOP TT100GP 4.00-18 チューブレス 5800g(6分山と新品と同じ重量のため再考の要あり)
METZELER ME77 110/90-18 61S チューブタイプ 5100g(6分山)
チューブ DUNLOP 110/90-18用 640g
チューブ METZELER 4.00〜120/90-18 910g

参考例(リア用)
BS BT39R/SS 100/90-18 4400g チューブレス

(この記事は今後随時加筆訂正の予定)

投稿者 uga : 00:32 | コメント (13)

2007年05月02日

NEWタイヤ その2

前回書き漏らした印象のひとつ。
走行中、チン・チン・とエンジンの方から音がするので、まだセッティングが薄いのかと思ったが、注意して聴くとエンジンの回転数や負荷に関係なく音がしているので、タイヤが跳ね上げた小石がフェンダーに当たっている音だと気づいた。これは久しぶりに聞く音で、ずっと以前ミシュランのS41-PZ2をフロントに履いていたときにも聞こえた音であると記憶が蘇った。

当時(今も?)、グリップのいいタイヤというと冷えているときはまるでダメで、S41で冬の走り始めに交差点の右折程度でフロントからスリップダウンしたこともある。それ以後、ハイグリップタイヤといえば温まるとネタネタするが冷えているとカチカチ、という印象が強かったが、あれから20数年、さすがにタイヤも進化しているようだ。今回のAM26ロードライダー(名前がダサい)は走行前と後でトレッド面の柔らかさに極端な違いはない。それでいてグリップ感はある。フロントに限って言えば3.25-19のBT45を履かせるよりしっかり食いついてくれていると思う。フロントもリアと同形状なので、BT45のようにウロコ状に磨耗することもなさそうで、よりロングライフである可能性も高い。

投稿者 uga : 00:17 | コメント (5)