2005年11月22日

タコメーターのギア

SRにはつきものといってもよいトラブルの一つが「タコメーターケーブル取り出し口からのオイルにじみ」。手入れの足りない車両は必ずといっていいほどヘッドの部分がオイルとホコリで黒ずんでしまっている。

すぐはずせるメーターケーブルにハメられているOリングは外からダストが入らないようにするためのもので、内側からにじんでくるオイルを止める機能はない。で、このOリングが痛んでいるとケーブル取り出し口にダストが入り込み、中のオイルシールが痛んでしまう。ケーブルのメーター側から浸入する水などもオイルシールを痛める原因のひとつ。

ということでオイルがにじむからオイルシールを交換するのだが、それで必ずオイルにじみが解消されるかというとさにあらず。それだけで解決するのはまだ走行距離が少なめの車両に限られている。距離がかさんでくると痛むのはオイルシールもさることながら、その中心で回転しているギアの軸だったりするのだ。

写真は右端が新品部品。左の三つのギアのうち二つはシールを新品にしてもオイルにじみが止まらなかったもの。さて、漏れがなかったのは三つのうちどれでしょう?

投稿者 uga : 01:37 | コメント (4)

2005年11月07日

悩み

SR用マフラーの設計・製作をお願いしているKeiさんとお会いして、計算結果を具体的に製品に反映させるためのデザインをあれこれ考えた。

最大出力やトルクは7000rpmの少し手前に設定することにして(この経緯についてはガレージUCG掲示板のNO.3550のログ参照)、エキゾーストパイプの基本的なデザインはオーソドックスに車体右側を這わせるもの、サイレンサー部分はノーマルとほぼ同じか少し長いくらいのテーパー状のもの、とすることになった。

さて、この画像にみなさんの「理想の曲線」「理想のサイレンサー」を描いてみて欲しい。それをメールで送ってくれれば、もしかしたら「それ、採用させていただきます」と返事が送られるかもしれない。

投稿者 uga : 02:23 | コメント (8)