2006年12月31日
走り納め
大晦日や元旦に首都高を走るのが好きだったが、ひさしくそんなことをしていなかった。今日は走ろう。そう思って軽くメンテナンスしてから走りに出かけた。
ＷＰのリアサスペンションにはピロボールが使われているが、それをグリスアップしてから乗ってみた。滑らかに動くようになったサスの取り付け部のせいか、サスがよく動いている気がする（気がする、というのが大事だとは日ごろのＵＣＧのセリフ）。
４時半過ぎで陽もほとんど沈みかけていた。新宿ランプから入って都心環状線内回り〜四つ木〜中央環状・葛西〜レインボーブリッジと３０分ほど走ってみたが、どうも５千回転くらいから上の加速がいまひとつだった。エンジンからはわずかにコッコッという音も聞こえる。
「薄い…？」
この秋まで散々濃い症状に悩まされていたが、気づけばもう冬、暖冬とはいえさすがに９月に調整したままのセッティングではどうにもならない。
江戸川沿いの船堀橋あたりから、薄暗い紅に染まる西の空に、ぼんやりと富士が浮かび上がって見えた。そんな眺めのおかげで穏やかな気分になり、スロットルを絞る手の力も緩んだ。芝浦のパーキングに入ってプラグを見たところ、碍子の奥までススのひとつもない。ノーマルマフラーだったからなんとか走っていたのか、抜けのいいマフラーだったらあちこち痛みがきていたかもしれないほどだった。
来年は老体をいたわりながら走ろう、そう思った。
別報したけどわしも走り納めはしたけど走り初めはまずかしながらまだ。やっとガレージが少しきれいになったのでちょこっとさわってから乗ろうかと考えていたらもう1月も後半。あの事故からじきに26年。今年も墓参の季節になりました。ここまでながらえてで単車に乗れること自体に感謝したい。
Posted by: wawa : 2007年01月19日 23:43＞わわさん
わしもまだ走り初めしてない。メインジェットを換えて近所のドンキホーテまで行ってみたがそれを走り初めとは呼びたくない（笑）
26年間、事故のことは忘れたことはないだろう。オートバイに乗り続けることが、ずっとなにかを背負い続けることでありながら、その重みをありがたく感じるのは稀有なことではなかろうか。
人はモノと共に生きているのかもしれんな。
はじめまして。突然のコメント。失礼しました。
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